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五月 五月人形/鯉のぼり

選び方

よくある質問

Q.なぜ五月人形を飾るの?
A.江戸時代初期の武士の家では、五月はじめ(梅雨前)に旗幟や吹流しを庭先に飾り、
その後小型にしたものを室内に飾るようになります。そして小さな枠に旗、幟、吹流し、槍などを立てた座敷幟の前に武者人形などを置きました。鎧兜は命を守る象徴でありその人形を飾ることで、男の子を病気や厄災から守るとされていました。
五月人形を飾る習わしの中には男児の誕生を祝い、健全な発育を祈り、立身出世を願う両親の思いが込められています。
Q.飾る時期は?
A.春分の日頃から遅くとも4月中旬までに飾りましょう。
Q.しまう時期は?
A.五月中旬までの、天気が良く、空気が乾いている日におしまい下さい。
天気の悪い日は、空気が湿気を含んでおり、傷める原因になります。
Q.次男、三男が生まれたらどうすればいいですか?
A.五月人形は新しく産まれてきたその子が無事に成長するようにとのお祝いですので、次男、三男にも新しく用意してあげたいものです。
一般的には長男が生まれた時には鎧飾りを、次男、三男には兜飾りを用意してそれぞれの健やかな成長を祈ってあげる方が多いです。
ただし、鯉のぼりは、新たに一匹だけ鯉を追加してお祝いしてあげるのも良いでしょう。
Q.選ぶポイントは?
A.サイズ、デザイン、予算、この3つがポイントになります。
Q.サイズはどれくらいの物を選べばよいのですか?
A.どこに置くか、置くスペースはどれくらい取れるかを検討してください。
タンスの上のような狭くて高い場所に置く場合には、ケース飾りや兜平飾りがおすすめです。
ローチェストや床置きでも置く場所が狭い場合には収納飾りや兜平飾り、ケース飾りがおすすめです。
特に床に置かれることを考えている場合には、収納飾りだと飾台の高さがありますので見栄えもあっておすすめです。
広い場所を確保できるのでしたら、鎧飾りや着用兜飾りがおすすめです。
着用兜飾りは実際に被ることが出来ますので、七五三の時に被って写真を撮ってあげると記念になります。
Q.デザインはどんなものを選ぶのがよいのですか?
A.力強くて男らしい、格好良いと感じたものを選びましょう。
長男が生まれた時は全身を守る鎧飾りを検討されるのが良いでしょう。
五月人形は使っている素材によって価格が変わってきます。見栄えは同じようでも持った時の重量でプラスチックを使用しているか、金属を使用しているか判断出来ます。
本物の兜と同じような工程で作られている物もありますので、本物志向の方にはおすすめです。
また、兜の中でも重要な鍬形のデザインで好みもあるかと思います。
鎌倉時代から使用されていた鍬形や、戦国武将(伊達正宗、上杉謙信)の使用していた鍬形、さらに最近は立体的になった貫前(ぬきさき)型と呼ばれる鍬形も人気です。
Q.どの位の金額帯を買うのがいいのでしょうか?
A.一般的に内飾り(鎧飾りや兜飾り)で10万円~40万円位の間で検討されているようです。
それに加えて外飾り(鯉のぼりや幟旗)で10万円~40万円位を購入される方が多いです。
五月人形の価格は作りによって大きく違うので、数万円から数百万円するものまで価格に大きな開きがあります。
一番高価な商品は「甲冑師」と呼ばれる有名甲冑師が作った五月人形です。
作りが緻密で本物の兜のミニチュアのようですから、高価な物を検討される場合にはこの甲冑師の作った商品を選ばれるのが良いでしょう。
鯉のぼりは近隣住宅への配慮から外で飾らず、室内用を選ばれる方も増えてきました。
室内でも鯉が泳いでいるように見えるかわいらしい物もありますので、五月人形の脇飾りとして飾ってみてはいかがでしょうか。
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